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20160730 峰坂沢(湯ノ沢)の金鉱を探る [丹澤探索]

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皆さん、ご心配をお掛けしましたがようやく足も本調子になりました
復帰第一弾です




西丹、足柄地方の情報を発信しているお気に入りのサイト
BAZUさんの自転車放浪記(足柄懸ブログ)で「世附/謎の資料」として公開された
一枚の地図、その中に非常に興味深い記述を発見しました

記事中、その地図は「T書店さんが入手した謎の資料」とされていて、入手経路等は明かされていませんが、昭和初期に描かれたハイキングの行程表の様な物で、御殿場線旧駿河駅を基点に、峰坂峠を越えて水ノ木、切通峠、平野、籠坂峠、須走と周回するコースが描かれています

僕が興味を惹かれた部分は、柳島から峰坂峠を越えて廣河原に至る旧径路の部分です
特に峰坂峠から広河原に至る旧径路は現在の国土地理院地形図から消えていますが1985年
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以前、廣河原からこの径路を辿った事があるのですが、崩壊が激しく途中で断念した
経緯があります、しかし昭和中頃までは小山方面から山中湖道志方面に抜ける事が出来る
無駄のない便利な径路として一般的に歩かれていた様です

そしてこの地図の峰坂峠の北側に記載された文字に目が釘付けとなりました
「三保金鉱」の文字と小屋のような記号、そして湯ノ沢の記載です

そこで思い出したのは、過去にイガイガさんが「峰坂沢の白」と題された記事で遡行した際に発見した坑道です


○福さんの記事によれば一般的に「三保鉱山」と言えば河内川上流部白石沢の周辺にある
鉱山らしいのですが、この「三保金鉱」との関わりはどうなんでしょうか?
丹沢周辺で金の採掘が行われていた坑道は極限られているらしいのですが・・・

一般のハイカー(?)がこの様な記録を残していると言う事は、当時はかなり大々的に採掘が行われていてこの界隈では周知の事実だったのでは?・・・なんて考えてしまいますが、他に資料がなく想像の域を超えません

取敢えず現場調査を行うべく、イガイガさんにこの情報を知らせたところ
同行して戴ける事になりました・・・期待は膨らみます



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20160611 四十八瀬本沢で丹澤の治水治山を考える [丹澤探索]




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【 何にも考えずにこの滝の左岸斜面?を登ってしまった・・かなり痺れたぞ!! 】




芝生の広場【 6:37 】-ニカニカ集会場【 7:33 】-幻の滝下【 7:54 】
-幻の滝上【 8:11 】-小丸【 9:51 】-鍋割山【 10:32 】
-栗ノ木洞【 11:45 】-櫟山【 12:00 】-芝生の広場【 12:20 】




何処の誰かの言葉か忘れてしまったが・・・「丹沢で道迷いするとエンテイにあたる」
・・・らしい・・・


いやいや・・・道迷いしなくてもエンテイにあたるのが丹澤だ!!
それほど無数にエンテイは存在する

えっ??こんな所に・・・ってな感じで突然あらわれる

それがまた楽しいのだ!!


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20160604 また見つけちゃいました [丹澤探索]


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神様は地道に、真面目に生きている人を見捨てない
たまに試練を与えるけどそれを乗り越えれば・・・・


なんてね!!・・・そんな大袈裟な事じゃ無いんだゼィ


今日は朝から気合を入れて玄倉に向かったんだ
最近薄暗い植林地ばかり歩いていたんで気分転換が必要だからな
それがなんと・・・・こいつのせいで台無しだ

気を取り直して・・・何処に行こうか?

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20160521 早戸川水系伊勢沢・右から登って気ままに下降 [丹澤探索]



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横浜から宮ヶ瀬方面に向かう際、保土ヶ谷BPを下って下川井IC
いつも迷うのが直進するべきか?・・・左折するべきか?

距離、時間、どちらを採ってもそんなに変わら無い故、迷う所だ


しかし、最近246町田立体が完成して直進する事が多くなった
立体から眺める丹沢の眺めが良いのでつい直進してしまうのだ


車窓から眺める丹沢のビューポイント・・・僕のお勧めの所は
R16号線を若松二丁目の信号で左折、北里大学の前から
旧フィッシングパークの坂を下って相模線の線路を渡ったその先
当麻の坂から眺める東丹沢の眺めは絶品、是非ご賞味有れ




水沢橋【 6:40 】-ガタクリ峰【 9:10 】-伊勢沢【 9:20 】
-平丸分岐【 10:55 】-焼小屋沢【 11:56 】-音見沢【 12:28 】
-P624【 13:15 】-水沢橋【 13:51 】


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20160423 音見沢のブーメラン [丹澤探索]






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ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・・・
きっとあなたは戻ってくるだろーう


・・・・いや~

・・・・見事なブーメランだった!!

・・・・今までこんなの見たこと無いや・・・行ってみるもんだね~

   
    
早戸川水系水沢の上流部は
桃ノ木沢、倉沢(焼山沢)、伊勢沢、焼小屋沢、音見沢

歩いてみると分かるのが、どの沢も生活に密着した大切なエリアと言う事
現在ではかなり奥まで林道が通じて便利になっているが昔は奥まで入るのも
大変だった事だろうと思う
しかし、沢沿いには径路が付けられ、歩く人も少なくなった割には
その痕跡はしっかりと残っている


そんな興味深い所では有るがこれからの季節、厄介な奴らが潜んでいて
足を遠ざけさせるんだな~

そんな訳で、未だ未踏の音見沢と焼小屋沢です
今回は一本手前の音見沢に足を踏み入れます



       
水沢橋【 6:15 】‐音見沢橋【 6:53 】‐東海自然歩道【 9:13 】
‐水沢橋【 11:26 】

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20151107 今日はこんな感じで遊んできたよ!! [丹澤探索]




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・・・今日はこんな感じで探索した
     結果は不発だったが色々と楽しめた・・・紅葉が綺麗だった。


   

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20150517 源太罠場沢と大ブナ探索&ニカニカ [丹澤探索]




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M-Kさん主催「14回ニカニカ」が源太罠場沢右岸970圏で開催される
バリ愛好家が多く集まるこのイベントは、日頃明かされない
失敗談や裏話、情報交換ができる楽しいイベントだ
皆さんの元気な顔が目に浮かぶ・・・

でも・・・その前にちょっと寄り道しようと準備を整えていると
一台の・・・・

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20150516 「丹澤の・・・ここが気になる!!」・・・その1 [丹澤探索]




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宮ヶ瀬金沢
鳥屋鐘沢
金山沢(桶小屋沢)・・・

何か?・・・気にならないかい!!

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20150501 「六百沢の山神」を訪ねて [丹澤探索]


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「六百沢の山神」
佐藤芝明さん著書「丹沢・桂秋山域の山の神々」の言葉を借りれば
【丹沢山塊にあって独特なムードを持っている】引用・・・山神らしい


そこには詳しく周囲の様子の記述があり、写真も掲載されている
しかしその山神を捜し求めて、かれこれ4回ほども現地を訪れ
隈なく(と、本人は思っていた)探し回ったが、ついに出会いには至らなかった

心が折れそうになった時、ふと、初心に帰って一から記述を分析し直そうと思い
「丹沢・桂秋山域の山の神々」を更に読み込んでみる事にした


やはり重要なポイントを見逃していた

そのポイントとはここだった・・・
以下「丹沢・桂秋山域の山の神々」P149から引用

【新緑の五月初旬に、この山神を訪れると、林道を行き交う車の音の合間を
 縫って、六百沢の沢音や河鹿の水笛のお音が耳に流れ込んできた、
 ここから下流は宮ヶ瀬ダム建設工事のため、数年間は騒々しくなること
 だろう、山神の上方に古道が残っているがこれは現在の
 国際マス釣り場に近くに至っている】・・・引用終わり


そう、そのポイントとは、山神の上方に残っている古道
鳥屋・鐘沢旧径路だったのである
六百沢出合ばかりを気にし過ぎた為、鳥屋・鐘沢旧径路の
重要性がすっかり抜け落ちていたのである

山神様が鎮座している場所は一点しか考えられない
その場所とは?

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20141011 鍋割峠を越えて大金沢 [丹澤探索]




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箒杉沢、熊木沢方面に行く時にいつも悩むのは何処から入るか?である

玄倉林道は一番歩きやすく確実だが周回目的となると林道往復がネックとなり
尻込みをしてしまう
それでは何処から?と言われると、どのルートも1400M級の稜線を
越えなければならずハードルが高い、健脚ならそれも有りなんだろうが
一山越えての探索を目的としている僕に取っては選択肢からはずれてしまう

これからの季節は日も短くなり、活動時間も限られると成れば尚更の事
最短で彼の地に入りたい

そんな時は鍋割峠越えが一番良い選択肢では無いだろうか
寄(僕は「やどろぎ」と言っているが「やどりき」と言う人もいる)から
ほぼストレートに箒杉沢、鍋割沢出合に降り立つことが出来る為、効率が良い
鍋割峠の先に一部崩壊地越えが有るが注意して超えれば特に危険はない
標高1100M程の鍋割峠越えは丹沢最奥地への最短ルートである



寄大橋(6:05)-鍋割峠(7:43)-箒杉沢出合(8:28)-大金沢出合(8:53)
-塔ノ岳(10:56)-鍋割山(12:10)-寄大橋(13:33)


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