20220731 暑さに負けるな!!小川谷 [沢歩き]
丹沢には多くの渓が存在するが
「丹沢一の美渓」と言われているのが小川谷である
そんな美渓ですが今迄この渓に足が向かなかったのには理由があります。
①単独行で行くにはリスクが大きい
②良いコンディションが読みにくい
そして最大の理由は・・・
「此処に行ったら他の沢に行く気が無くなってしまう」のではないか?
そんな思いが足を遠ざけていた理由、
しかし、そんな事言っている場合ではない
今行かなければもう二度と行く機会が無くなってしまう・・・
どうしようか迷っていたが、言ってみるものですね!!
何時もお世話なっているレガーさんとイガイガさんを「半ば無理やり」
誘いこんでの沢遊びです
当日は大人数の沢講習が小川谷で行われるとの事、
団体さんより先に入渓する手筈でしたがちょっとしたトラブル発生し
若干遅れて入渓となってしまいました。
早朝、小川谷の入口は朝日の光条が差し込んで荘厳な雰囲気です。
F1を難なくこなすと早々と現れるのが今回の最難関F2。
沢の難易度は季節、水量、状況などで日々刻々と変化します、
以前は簡単に越えられたところが一雨降ったら攻略不能、
なんて事もあります、
今回はどうなんでしょうか?・・・苦労しましたよ!!
投げハンマー、投げ石etc・・・
びしょ濡れになりながらも色々とトライして何とかクリヤー、
一人だったらここで敗退だったかもしれませんでした。
我々の後ろにも1パーティーいましたがお尻を突かれなくて
ホッとしました。
【 敗退寸前 F2 】
F2でびしょ濡、もう怖い物は有りませんね、真夏の醍醐味です。
【 慰霊碑 】
【 赤棚? 】
【 先を譲って頂いた 】
その後前出の団体に先を譲って貰っての遡行です
水の色、岩の造形、木々の輝き、光の演出。
沢の醍醐味が凝縮された小川谷を堪能致しました。
【 裏見ノ滝 】
【 滑り台の大岩も 】
【 右下をすり抜けられます 】
【 楽しいアトラクションですね!! 】
【 フリクションは悪くありません 】
【 此処は最高の場所ですがいい写真が無かった 】
【 核心部・石棚 】
【右岸から巻き 】
【 石棚を超えるとホッと一息 】
【 奇麗すぎて表現できない 】
【 楽園は終わった 】
最後に現れる壊れた堰堤でレガーさんイガイガさんとハイタッチし
遡行を完了しました
今回訪れたタイミングもベスト、丹沢は暑い盛りですが
沢の中は別世界です
全身水流を浴びるのも躊躇いは有りません
至福の時を共有して頂いたお二人には感謝しかありません。
丹沢での思い出がまた1ページ追加されました。
2022-08-21 11:41
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コメント(1)
MASAHIKOさん
ありがとうございました。
小川谷、イガイガさんも仰っていましたが、あの環境に身を置いた日依頼、私も丹沢(沢への)探求心が蘇ってきましたよ♪
初めての小川谷と、締めくくりの小川谷、これ以上のない条件だったと思います。
取り付くまでは、不安が大きかった遡行ですが、F2のトリオパワーで全て吹っ切れました。
お後は純粋に水と戯れるだけでした(^^)
MASAHIKOさんと最高の丹沢の一面を観る事が出来て、私も最高の1ページが追加されました。
by レガー (2022-09-02 12:47)