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20160423 音見沢のブーメラン [丹澤探索]






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ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・・・
きっとあなたは戻ってくるだろーう


・・・・いや~

・・・・見事なブーメランだった!!

・・・・今までこんなの見たこと無いや・・・行ってみるもんだね~

   
    
早戸川水系水沢の上流部は
桃ノ木沢、倉沢(焼山沢)、伊勢沢、焼小屋沢、音見沢

歩いてみると分かるのが、どの沢も生活に密着した大切なエリアと言う事
現在ではかなり奥まで林道が通じて便利になっているが昔は奥まで入るのも
大変だった事だろうと思う
しかし、沢沿いには径路が付けられ、歩く人も少なくなった割には
その痕跡はしっかりと残っている


そんな興味深い所では有るがこれからの季節、厄介な奴らが潜んでいて
足を遠ざけさせるんだな~

そんな訳で、未だ未踏の音見沢と焼小屋沢です
今回は一本手前の音見沢に足を踏み入れます



       
水沢橋【 6:15 】‐音見沢橋【 6:53 】‐東海自然歩道【 9:13 】
‐水沢橋【 11:26 】

【 山が笑っている 】
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【 地層も笑っている 】
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実際、あんまり期待していなかったんだ
ところが・・・やっぱり行ってみるものだね~・・・行かないと分からない
音見橋の手前、左岸から入って行くんだけど、入口はなんの変哲もない小沢だ
しかし少し奥へ入ると渓相は変わる
苔むしたゴーロが広がる緑の回廊、いい雰囲気だね~!!



【 音見橋 】
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【 最初はこんな感じ 】
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【 小滝を超えると 】
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【 緑が鮮やかです 】
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以外に広々としている、ガスっていて陽が差さないのも雰囲気を醸し出している


新緑と苔のバランスが最高、尚且つ瑞々しい
鳥のさえずりと水音が心地よく響き渡り心が和みます

幾つかの炭焼窯跡を見送ると右岸から枝沢が合流します



【 炭焼径路を行く 】
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【 鳥のさえずりとせせらぎが広がります 】
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【 前方に何やら? 】
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奥の方には一見2~3Mの滝が確認出来ますがその奥にも何か壁の様な物が見えます
先を急ぐ事もないので覗きに行くと、あ~らビックリ・・・ブーメラン・・・です
【 トップ写真 】


両岸の高さは30M程有るでしょうか
下段は3MほどですがV字までは10M程、水流がないのが残念ですが
かなりの見栄えがする涸棚です

今日はこの涸棚を見られただけで満足です



【 まさにブーメラン 】
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【 登れそうな感じもするんですが・・・脆そう 】
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戻って上流へ、次から次へと炭焼き窯が現れます
こんな所で炭を焼いて生活してみたいですね・・・なんてね!!


源頭部といえかなり人の手が入っている沢です両岸には石積みが見られ
「こんな奥まで」と感心させられます



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【 上部に石積みが見えます 】
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【 狭まった先には 】
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そして現われたのが堰堤です
人知れずこんな奥地で崩壊を防ぎ、生活を守っていると思うと
愛おしさ・・・までも感じずにはいられません



【 頑張ってますよ~!! 】
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更に溯って行こうと頑張りましたがガスって前方が見えないのと
倒木が行く手を阻んできたので尾根に逃げます



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【 ガスも濃くなってきた 】
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【 倒木も煩くなって来たので 】
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【 尾根に逃げます 】
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急傾斜を息を切らせ登ります
ガスは相変わらず視界を遮りますがそれがまたいい感じに風景を演出します
傾斜が緩んでくると赤松の木が多く見られるようになります
ここは以前降ったことがある赤松尾根です
きっと松茸が・・・また秋に来ましょう!!

桜も淡く浮かびます


・・・まさにグリーンフォッグ・・・の世界が広がる

桜も淡く浮かびます




【 グリーンフォッグ 】
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【 躑躅も 】
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【 ビックリした~ 】
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【 赤松の尾根です 】
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【 桜フォッグを貴方に 】
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東海自然歩道をのんびりと歩き
展望が望めない焼山には向かわず平戸方面の登山道へ
途中登山道から逸れて桃ノ木沢、倉沢界尾根を下り林道で帰路につきます



【 視界なし 】
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【 懐かしい道標とベンチ 】
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【 桃ノ木沢、倉沢界尾根 】
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短い周回でしたがのんびりと良い山歩きが出来ました

西にばかり行っている皆さ~ん!!・・・東にも来てくださ~い!!



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次は焼小屋沢ですか?・・・



【 今日のコース 】
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コメント 2

レガー

おはようございます。

MASAHIKOさんならではの歩き方と発見!
すごいブーメランですね。
下から観ると、迫力があるでしょう。
巻き上がるのも相当なものになりそうです。

そしてジンメンジュ(^^)
あまり近づくと、もう一つの口が出てきて「パクッ」とされそうです。

足元からの攻撃も意識しながらの東丹沢。
それもまた丹沢の歩き方ですね。
by レガー (2016-04-25 08:12) 

M

レガーさんもぜひブーメラン鑑賞へ
惹きつけられること請け合います

最近皆さん西の方の記事ばかりなので
敢えて東の良いところを紹介したいと思っています

備えは万全ですので、全然気にしないで歩いてますよ!!

by M (2016-04-25 20:38) 

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