20170715 明神歩道と一ノ沢歩道 [丹澤探索]
西丹最奥、世附ノ地
歩道、巡視路、獣道
踏痕交錯する所に人の気配有り
己の興味本位、只々欲求を満たす為だけに
ひたすら気ままに歩き続けます
前回、明神歩道の一部を歩いてみて、やはり気になるのが
明神峠から一ノ沢歩道迄の行程です
歩道は一部鉄塔巡視路に付け替えられている所も有りますが
道型が残っているのか? 実際に歩いてみる事にしました
明神峠からの明神歩道への入口(取付)は比較的容易に見つける事が
出来ます
しっかりとした踏痕が水平に伸びているので間違い様が有りません
【 はっきりとした道も続かない 】
【 対岸の伐採地の中に歩道が残る 】
しかしそんな良い道も長くは続かず、崩れやすい火山砂礫のせいで
踏痕は曖昧な筋に変化して行きます
一ノ沢枝沢を渡渉する場面では踏跡は殆ど確認できませんし
本当に径路上を辿っているのかさえ疑問です
【 どこが道なのか? 】
【 堰堤も崩れて・・・ 】
【 古い石積 】
それでも、標高900~920M付近を忠実に辿って行くと一ノ沢本流と交差
する鉄塔巡視路に突き当たります
一ノ沢の上流部で滑が続く小滝上を渡渉し対岸に続く巡視路を右に見送り
明神歩道の踏痕を探して上流部に向かいます
【 径路と巡視路の交差点 】
【 巡視路は尾根を登ります 】
【 明神歩道の踏痕が復活 】
【 踏痕は何処?? 】
上流部は穏やかで平坦です、ごみ類も多く散乱し生活観が伺われます
左岸には緩やかな斜面が広がって径路の踏痕も残っています
明神歩道の名残でしょうか
踏痕がどの様に繋がっているのか調べる為、暫く周辺を歩き回ります
地図の記載とほぼ重なる踏痕が続いているのを見つけたのは収穫でした
【 歩道が見つかりました 】
踏痕を辿ると古い石積が残る一ノ沢右股を渡渉しP992の北西鞍部
細尾根に登り返します
細尾根上で明神歩道、鉄塔巡視路、一ノ沢歩道が交錯します
明神歩道は鉄塔巡視路と姿を変えて北側の尾根に回りこみ
その反対側は一ノ沢歩道と一部一体となりP992を南側に回り込み
その後、鉄塔巡視路と一ノ沢歩道と道を分けます
P992からP901へと連なる尾根道は鉄塔を辿って
二ノ沢山神へと降ります
このP992付近の径路は複雑で、なかなか興味深く
【 一ノ沢右の石積 】
【 径路が交差する鞍部 】
【 巡視路を戻って確認します・・・が 】
この・・・くそ暑い・・・時期にわざわざ歩かなくても、
涼しい滑の上をのんびりと歩いたほうが良いじゃない??
などの悪魔の囁きには耳を貸さずに這いずり回るのは
M氏、なんて意思の強い人間であろうか!!
・・・と自分を褒めてあげたくなりますね
【 戻ってまいりました 】
【 この渡渉部から送水管が伸びていました 】
そんな訳で周辺探査をしていた時に見つけた送水管を辿り一ノ沢左岸
の踏痕(多分一ノ沢歩道)を辿って行くと伐採地の柵に行く手を
阻まれます
【 送水管を辿ると 】
【 ああ!!なんとここでお終いだ~ 】
残念ですが径路の検証は諦めて沢に降り降ります
林道を目指して降っていると釣り師2名に連続して遭遇しました
なるべく気が付かれない様に音を立てずに迂回しながら降り林道に合流
林道から小屋痕の様子を覗いて再び一ノ沢左岸に入り明神峠沢出合まで
降って明神峠沢を登り帰途に着きました
【 沢は涼しいのですが 】
【 お決まりのハードル越え 】
【 沢下りは楽しい!! 】
【 伐採地を下から・・・仕事中でした 】
【 一ノ沢歩道の名残でしょうか? 】
【 ネットが張り巡らされて侵入不可です 】
【 再び一ノ沢を降って 】
【 明神峠沢出合 】
巷は三連休ですし、何だかんだ言い訳をつけて今日も早上がりです
こんな遠くまで来て少し勿体無いのですが、帰りの渋滞は地獄です
M氏の山遊びはこれ位が心地よい様です
2017-07-16 20:43
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