20151025 横濱ぶらり

朝方まで吹き荒れた木枯らし一号に恐れをなして山遊びは止めた

用事があって自転車で横濱駅方面に向かう途中



澄み渡った青空を見上げて　　　「やっぱり山に行けば良かったな～・・・」なんて

少し後悔で気が重くなるが、そんな事も有るよ

いや人生、そんな事の連続だし・・・くよくよするなよ！！

そんなときは軽快にペダルを漕いで街を巡ろう


・・・「FENCEの向こうのアメリカ」・・・を口ずさみながら


懐かしい横浜の思い出は
トロリーバスの架線が張り巡らされたロータリーと交差点
運河に係留されている艀で生活する船上生活の人達
そして、FENCEの向こうのアメリカ



フェンスの向こう側は別の世界だった
緑の芝生の広い庭、平屋のカラフルな建物がポツリ、ポツリと・・・
何でそんな状況になっているのかなんて考えた事も無く
ただ不思議に向こう側を眺めていたな～

船の家に何しに行ったのか？誰が住んでいたのか・・？なんて全く記憶に無い
宮部みゆきや高橋克彦の小説のネタになりそうな思い出


大岡川？中村川？何処の運河かさえも覚えていないがそこは横濱
運河に降りる階段を下りて船の中に入るとそこが家の中
その時はなんの違和感も感じずにそこで遊んでいたいたんだね～
不思議な記憶だ


僕の中で、横濱って言うとやっぱり柳ジョージだ

サザンやユーミン、石田あゆみでも五木ひろしでもない

少しかすれた歌声とメロディーが、ビル風の様に隙間を縫って流れて行く


いつの間にかに
若い頃に飲み歩いた運河沿いのおでん屋の屋台や、船上生活者はいなくなってしまった
そう言えば屋台の飲み代って結構高かったよな～！！
　　　・・・なんて、どうでも良い事は言う事は良く覚えている
　
　
変わらないのはそこに運河が存在する事
大きなビルが立ち並び、
どんどん変化していく横濱だけど、下を見ればまだまだ古い横浜が残っているんだ
記憶は遠く、薄くなってしまったけれど
その記憶を辿って街を歩くのも楽しいものだ





そんな訳で相変わらずふらふらと街を流して何時しか子安の辺り
ここは生麦と並んで漁師町の風情が辛うじて残っている貴重な所
アナゴ漁船が現役で係留されている




【　こんな風情がまだ残っているんだ　】





ベイクォーターの裏辺り、金港公園のオブジェが目に付いて立ち止まる
オイオイ、この石どっかで見た事有るぜ！！
「何でこんな所にあるんだって」って気になる方は・・・こちらへどうぞ・・・




【　何だ？このオブジェは？　・・・遺跡か？　】





【　何処かで見たこと有るぞ！！　】






横濱駅を右手に眺めて崎陽軒を過ぎれば少し先にカモシカスポーツ
ここで休憩がてら見物、ここで買うものは無いので、目の保養が済んだら
次の場所へ
国道1号線を保土ヶ谷方面に進んで行くと桜木町に道を隔てる交差点
その一角に在るのがこれ、旧横浜駅の遺構
多分、マンションの工事の時に出ちゃったんでしょうね、
震災か戦災で埋もれちゃったんでしょうか、勿体無い限りです
完全な状態で残っていればと思うのは僕だけではない筈です



【　こんな看板が　】













【　地中深くにも埋まっている様です　】




【　レンガの風合いがいいね～　】






歩道橋を渡ってみなとみらいへ、無くなってしまったキャッツシアターの跡地は
どうなるんでしょうか？気になる所ですが
その後モンベルのアウトレットなぞを覗いた後、強烈な潮風を真正面に受けながら
帰ります




【　何が出来るんでしょうかね？　】




【　いい天気ですね～　】




【　僕は・・・ジャイアンツファンです！！　】




・・・結局当初の目的は果たせず・・・でしたが
ま～それなりにいい一日でした