【 丹澤の山神と石仏・5 】 六百沢の山神 [丹沢の山神と石仏]
随分と長い間探し続けた山神
見つけてみれば「やっぱりここだったか」と・・・
当然と言えば当然ですな
鳥屋平戸からの古道は越路で二方に分岐します
右に進めば水沢橋から大平、焼山へ
方や左に水沢川左岸を水平に進み新井からの道を合わせて斜面を下れば
八丁滝を眺めながら早戸川左岸に道は続きます
八丁滝から少し進むと径路は分岐し、真っ直ぐ進めば早戸川を渡渉し
鳥屋金沢の古道を経て伝導へと続きます
左に下れば、こちらも早戸川を渡って六百沢の出合
そこからは尾根伝いに本間ノ頭、尾根を乗越して宮ヶ瀬金沢へと
道は続きます
この六百沢への分岐を見逃し、全く見当違いな場所を探していた為に
なかなか山神様に出会えなかったのは過去記事の通りです
・・・お恥ずかしい・・・
この古道、今では歩く人も無く・・・と言うか
道さえも消えかかっていて、その存在さえ知っているのは
極僅かのマニアだけでしょう
苦労して辿り着いただけにM氏の思い入れも強く
自分だけの山神様としてここを訪れるのが楽しみでもあります
【 丹澤の山神と石仏・4 】で記事にしましたが
この山神の特徴は祠の中に収められている砲弾型の御神体です
砲弾そのものが御神体となっているとか、奉納されたと言うのは聞いた
事がありますが・・・
祠は2棟有ったのでしょうが、一棟は屋根だけが残っています
もう一棟は斜めに倒れ掛かっていますが何とか耐えている所が
意地らしいです
こちらは後に再建された物かもしれませんね
2016-12-25 10:42
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