20140531 玄倉川水系 棚沢探索 [丹澤探索]
寄大橋(5:49)-鍋割峠(7:26)-尊仏ノ土平(8:10)-棚沢出合(8:35)
-弁当沢ノ頭(11:25)-オガラ沢出合(12:43)-オガラ沢乗越(14:08)
-寄大橋(15:36)
荒涼たるガレ沢「箒杉沢」に右岸から大量にガレを供給している「棚沢」
その名のとおり、堰堤が築かれる以前は出合から立派な棚が水を落としているのが見えたと言うが
今ではその面影は無い
沢登の対象にもならないそんな奥地のガレ沢に何を好き好んで足を運ぶかって言うと
昨年棚沢で発見された航空機の部品らしき一つの破片
〈そこら辺の経緯はこちら&こちらで〉
丹沢で旧軍機が墜落した話では、キュウハ沢のエンジンや、蛭ヶ岳の東方斜面の銀河
が有名な話だが、他にも知られていない事実が有るようだ
確信はないが、とにかく行って探してみなけりゃ始まらないよ!!
同行者は・・・酒≧探索>三度の飯・・・な、イガイガさん
二人で昨年から計画を温めていたが、陽が長い時期じゃなきゃそうそうこの地域には
入れない
と言うことで、ちょっと古いが「何時やるの?今でしょ!!」
出発地は、最短で現地に入ることが出来る寄大橋、登山道から鍋割コシッパ沢
鍋割峠を乗越して越場沢経由で
〈崩壊場所には新たな梯子が掛かる〉
〈鍋割コシッパ沢の倒木〉
〈右岸に移って〉
〈鍋割峠直下から〉
最近はイガイガさんの通勤経路と化しているこのルート、危険な場所と言えば
鍋割峠からのザレ地通過ぐらいで、いたって快適で静かなルート
尊仏ノ土平迄、拍子抜けする位、あっさりと到着、余力を残して棚沢に向かう
〈ザレた崩壊地を上手く越えて〉
〈コシバ沢のワサビ田跡〉
〈あっという間に尊仏ノ土平〉
日差しが照り返す箒杉沢のガレ地を我慢して歩いて行くと、右岸前方に
大量のガレを吐き出す棚沢出合だ・・・〈トップ写真〉
一つ目の堰堤を右岸から越えて沢に入る
右岸台地状の平坦地には堰堤工事時の物か、造林小屋でも有ったのかと思わせる
人の匂いがぷんぷんする遺物が一杯、興味深く観察して上流へ向かう
〈石積みが残る〉
〈下が抜けそうな堰堤〉
〈竈のようなもの〉
〈大量の捨て石〉
ガレで埋まった大棚の存在を予感させる場所を抜けると
二つ目の堰堤下、左岸は切り立って登れない、右岸にはこちらも平坦地があり
そこから堰堤上に巻き上がる・・・この先は両岸からガレが押し出され延々とが詰まる
〈棚沢堰堤〉
〈堰堤上〉
〈ゴーロが続く〉
ゴーロ歩きを楽しむ余裕も無く目を凝らしながら2人で両岸から探索
結局、1100M付近まで上り沢を離脱、中間平坦地から尾根に取付き登山道へ合流
棚沢ノ頭南西尾根を降る
〈界尾根を探索するも・・・〉
〈臼ヶ岳、檜洞丸方面を眺めてランチ〉
帰りもなるべく楽ちんなルートを、って事で
オガラ沢から中ツ峠、鉄砲沢の右股経由、オガラ沢乗越
〈オガラ沢出合〉
〈径路痕を探りながら上流へ〉
〈登山道合流〉
古い踏み跡や乗越の風情、鍋割歩道の余韻を楽しんだ後の降りは
バテバテでヘロヘロ状態、攣りぎみの両足を騙し騙し寄大橋に辿り着いた・・・
・ ・・オッといけない!!肝心な事を忘れていたね!!・・・
今日はね、こんな物を発見したんだ
多分、航空機の主脚ダンパー部品とエンジンの減速機部品&不明な物
当然、この部品だけでは機種はおろか国籍も特定できないし、ましてや
何時の時代の物かも?
探索としては少々消化不良気味だったが
丹沢の山の中にはまだまだ色々な物が埋もれている様である
そんな物を探しに行くのも山歩きの一つ、楽しみ方は人それぞれである
〈今日のコース〉
2014-06-07 14:48
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