20111113富士見歩道と世附の山 [山歩き]
林班図によれば、地蔵平から富士見峠まで、富士見沢沿いの旧歩道を「富士見歩道」
そして富士見峠を東西に貫き「上法行歩道」が織戸峠まで続いている
どちらの経路も興味深く、いずれ歩きたいと思っていたが、なかなかその機会が無かった、
そろそろ世附の山を歩きたくなって来た矢先、shiroさんからコラボのお誘いを受ける
shiroさんの本格復帰第一弾、「富士見歩道」を探索に向かう
本厚木でshiroさんと待ち合わせ、水引セブンでA-Yさんを乗せて一路西丹を目指す
車中、スタート地点を協議
最短で地蔵平に入る事が出来る上ノ原大室生神社からスタートすることに決定
7:00大室生神社到着、7:10歩き始める
前日雨が降ったのだろうか地面ははかなり水分を含んでいる様だ
朝日に輝く植林と朝もやが神秘的だ
植林の一登りをこなすと一汗掻いて体も軽くなる
程無く二本杉峠に到着する・・8:00・・
ここから大杉歩道を歩くのも味気ないと、イガイガさんが推薦する尾根を歩こうと意見が一致
その前にサカセ歩道の崩壊状況が気になると、途中まで確認に行く
最初の崩壊地、見た感じはそれほど崩壊は進んで無い様である、
若干幅が広がった様ではある
この先にもう一箇所危険箇所があるが今日はここまでにしよう!!
なるほど、歩き易い
大杉歩道の危なっかしいい沢沿いの径路に比べれば安全、確実
最後の植林地、ここだけが歩きにくかった、
植林を一気に下ると大杉歩道の径路に突き当たる
径路を追い、沢を越えると直ぐに林道、千鳥橋だ・・8:38・・
林道をとりとめなく話し、「意外に距離が有るなー」と思いながら歩く
森林軌道のレールも活用されている
いつもの様にお地蔵様に挨拶をして
前を見上げるとぽっかりと開けた明るい空間が広がっている
ここから富士見歩道の探索が始まる
一体何処から径路は何処から始まっているのだろうか
旧版地図によれば、地蔵沢、イデン沢出合い付近から破線径路がP878から東に伸びる尾根に
繋がっている、
しかし林班図によると富士見径路は富士見林道のやや南側に沿うように着けられている様だ
この二筋の径路に何か共用部分は無かったのかな?とも感じられるが
林班図に従いイデン沢沿い径路を探る事にする
慰霊碑のすぐ沢沿いに径路の痕跡が残る、ここから探索を始める
直ぐ裏側
イデン沢沿いに径路を探しながら歩くが
それらしい痕跡はあるが確証はない、半信半疑で周囲を観察しながら歩いて行く
径路沿い?にある炭焼き窯
径路らしき痕跡を追いながらもどうも違うようかな??
沢沿いを歩きながら「堰堤工事の道かもねー」などと話しながら
本来の径路の後を3人で探す、
3人三様、斜面を探って行くとA-Yさんが「径路がありました」との声
かなり高い位置に径路は続いていた様だ
径路の入口が気になるが先に進む事にする
肢沢を回りこむ場面では、ツルツルの岩と、崩れる足元にヒヤヒヤしながらの場面もあり
ハイキング気分も吹き飛んでしまう
径路はこのあとも消えない程度に追って行くことが出来る
径路の途中には堰堤工事のコンクリ残骸も残置されている
源頭部に近づくと径路は沢ノ流れと区別がつかなくなる
しかしこの源頭部はゴミが多い
それだけ人の手が入っていると言うことだろうが、しっかりとゴミの回収まで
やってもらいたい物だ、特に廃タイヤの多さが目に付く
そしてドラム缶や
ナゼかゴルフボール
工事関係者が富士見峠から打ちっ放しでもしたのだろうか、
峠が迫る
朽ちた道標
富士見峠・・11:18・・
林道ヘアピン部でランチタイム
富士山は雲に隠れて照れ隠し
P830を目指して南東尾根を下る
展望地から
なかなか歩き易い尾根
P830南尾根からの二本杉峠
このあとゲキ藪、疲れはてて法行沢林道下降・・・13:26・・・
法行大滝上取水口入口のソーラーパネルが見える、そう言えば対岸の尾根から下降した事を思い出す
疲れを癒しに法行大滝でマイナスイオンを浴びる
帰りはショートカットの清水沢遡行、大又ダム少し上流から河原に降りて
ジャブジャブと渡って清水沢
周りにはこんな土留めの石積みも残る
清水沢は変化のないゴーロの歩きだが大杉歩道に飽きたらこのルートも
アリかな!!と思います
二本杉峠への最後の登りをこなして少し休憩
流石、A-Yさん息も乱さずここまで登って来た・・僕はといえばゼイゼイと呼吸が乱れる
後は一気に下って沢コース
大室生神社到着・・・15:35・・・
世附の静かな山歩き、旧経路探索、ヤブ尾根有り、見事な法行大滝
今日も充実した一日でした・・shiroさん、A-Yさん有難う御座いました
・・・帰りの大渋滞は想定外でしたね!!
今日のコース
2011-11-17 18:28
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MASAHIKOさん
お疲れさんでした! いいですね~、やりましたね~。こういうV探検いいですよね。(^^)v MASAHIKOさんは次代を担う人ですから、しっかりとこういうのをよろしくお願いいたします。ゲキ薮もよかったでしょう! 清水沢の登り・・。AYさん、shiroさんといれば当然でしょう! shiroさんが下降してきた武勇伝?はお聞きになられたですか? 皆さんが登られたルートを千鳥橋への下降ルートに出来ないかな~と昔から思っていました。 少し前に、法行沢へ椿丸の方から降りられましたね、その時の武勇伝をじっくり聞かせてください。
by M-K (2011-11-21 00:09)
M-Kさん
金沢林道ノ写真、ハタチガ沢ノ風景、いいですね
この景色を目の当たりにしてリハビリにも力が入ると思いますが
無理は禁物、まして大雨の日に山行なんて??誰のこと?
先輩方に鍛えられ日々山の楽しさを教えられている
今日この頃です、
・・・武勇伝じゃなくてただの失敗ですね//
by MASAHIKO (2011-11-21 20:20)