20110327鶴見川遡行紀・・・Ⅱ「中流域編」 [徒然に]
遥か彼方に見えていた丹沢の山並みもずいぶん近くになって来た
このままあの山まで行ってしまおうか!!
そう思ってしまう位丹沢が迫ってくる・・そんな思いは心の隅に置いておこう
下流域では潮汐の影響が、大きく川の流れに影響するらしい、大潮満潮時などは
水の流が止まっているように見える
実際水位はかなり上がり、海水が入り込んでいる様子が見て取れる
・ ・・そう、あのアザラシの「たまちゃん」はその潮の流れに乗って
鶴見川を遡り、「大綱橋」の袂で「つるちゃん」と呼ばれ親しまれていた、
のんびりとひなたぼっこしていた姿が思い出される
あの時はすごい賑わいだった・・・もう皆忘れてしまったかな?
まだまだ体力は十分あるし、標高差もたいしたことはないがアゲンストの風が
少しばかり抵抗になる・・・まだまだ先は長いぞ!!
あまり深入りすると時間がかかってしまう・・程々に行こう
大熊川「大竹橋」おおたけはし
いよいよ中流域だ、
水の流はだいぶ細くなってきたが河川敷は広々としている
周囲に高い建物や、障害物もなく遠くまで良く見渡せる眺めのいい場所
長閑(のどか)な田園風景といった所
「小机大橋」(こづくえおおはし)
小机城址の小高い丘を望む、現在は市民の森として親しまれている
亀之甲山に陣を張った太田道灌と対峙し滅んだ豊嶋一族の山城
その後、北条氏の支配下となり、北条氏滅亡後廃城、
当時の面影は今は残っていない、
「小机大橋」の塗装記録
橋や構造物は塗料の種類、メーカーが決められていて
標示されているのが一般的だ、
普通は同じ塗料で塗り替えられるのだろうが、ちょっと色が違うな?
オレンジ色の橋というのもあまり馴染みがないと思う
「第三京浜」
小机城址を東西に真っ二つに分断している道路
サイクリングロードの起点にもなっている
「川向橋」かわむかいはし
「新川向橋」しんかわむかいはし
このマンションは眺めがいいだろうな、
辛夷(コブシ)と木蓮(モクレン)
辛夷(コブシ)の花を見ると千昌夫の歌を思わず口ずさんでしまう
とても春を感じる花だと思う・・・・おじさんになったなーとつくづく。
「鴨池橋」 かもいけはし・・・河口から18KM
鴨居と池辺町を結ぶ橋、写真左側がJR横浜線鴨居駅
歩行者専用のちょっと小洒落た都会的な橋というのか。
「鴨池橋」奥、「鴨池大橋」のアーチの間に
大山が見える、大山が橋の向こうからこちらを覗いているようだ
「鴨池大橋」
「鴨池大橋」と、横浜市水道局「鶴見川鴨居水管橋」
定番の白いアーチと青い空、
そして「鋼管トラス構造」の水管橋も白
「落合橋」
川と川が落ち合う所?・・・多分そうだと思う
まだ新しい立派な橋
「恩田川」との合流地点
ここから上流は水量が少なくなって川幅も狭くなってゆく
「千代橋」&「人道橋」
名前の由来を調べたが解らなかった
「建設中の橋」
何と言う名前が付けられるのだろう?
きっと今風の横文字っぽい名前だろうか
昔からの古い地名はどんどん消えていく運命だ、仕方が無いのか・・
「精進橋」しょうじんはし・とグリーンライン
すぐ近くにはグリーンライン車両基地があり、その下が遊水池となっている
川の水位が上がって来ると左岸取り込み口から水を取り込む様になっている
こういった水害対策がいろんな所で行われている、
かつての暴れ川の一面が見られる、
「天神橋」
昔、近くに天神様が流れ着き祀ってあったと言われている
橋のすぐ東側には「北八朔公園」「東名高速道路港北PA」
天神様は今は不明らしい
「学校橋」・「学校橋人道橋」がっこうはし&東名高速入線ループ
名前のとおり学校に通うための橋、ひねりがないな!
「東名高速」
後から後から色々な物を付け足して行くと
何か変ちくりんな物が出来てしまうんではないのだろうか
計画的に行なわれているように見えないのが道路行政だ!
「谷本橋」やもとはし・・・河口から23.6KM
この近辺では「鶴見川」を「谷本川」・・やもとかわ・・と呼んでいた
そうである
「田園都市線市ヶ尾鉄橋」
塗装工事中?足場に隠されていて残念だがこういったメンテナンスが
寿命を延ばす為には大切、人間も一緒
綺麗に化粧直しされ復活する日が楽しみ、
こういったトラス橋も時代を感じさせる味わい有る橋だ
「名無しの人道橋」
生活に欠かせない便利な橋
こういった橋がないと生活が大変不便になる
国道246「厚木街道」
「厚木街道」から東名高速「横浜青葉インターチェンジ」に入る付近の橋
この辺も昔の一面田圃と畑のイメージだが、ずいぶんと変わってしまった
そもそも「横浜青葉インターチェンジ」自体が最近出来たものだ
国道246もそれにより変化を遂げた
しかしもっと驚いたのはこのすぐ横でいちご狩りが出来ることだ
「川間人道橋」「川間橋」「水道橋」と三本の橋が並ぶ
「宮前橋」みやまえはしと&「宮前人道橋」
緑色の「宮前橋」上流側にこれ又緑の「宮前人道橋」
宮前というと何処かにお宮があるはずだが、それらしい所が見つからない
「常盤橋」「常盤人道橋」
横浜環状4号線が走る・・環状に成っていないのに環状線
このあたりの橋は昭和46年から48年頃に架けられた物が多い様だ
「鴨志田橋」かもしだはし
鶴見川周辺は古墳時代の遺跡が多く発見されている様だ
「鉄町」「市ヶ尾」付近にも多数あるらしい
「鉄町」の由来は鉄(くろがね)神社であろう、
古代製鉄技術を持った人々がここに住み鉄を生産していたのかもしれない
鉄は又、農耕とも結びつきが深いという、稲作が盛んなこの土地とも
繋がりがありそうだ
ちなみに(くろがね)は普通の鉄 (あかかね)は銅だったかな?
「鴨志田橋」から見る「河内橋」こうちはし
この部分は一直線
「寺家橋」じげはし
ここから上流部の橋は面白い名前が続いてゆく、
そろそろ昼時だ、近くのコンビニでおにぎりと飲み物を調達する
「水車橋」すいしゃはし?みずくるまはし?
新しいのか?塗り替えられたのか?綺麗な橋
昔はこの近くで水車が回っていたのかもしれない
「真福寺川」合流点(右方向)王禅寺方向へ
鶴見川本流は左方向
「恩廻橋」 おんまわしはし
「麻生橋」あさおはし
欄干の鯉の装飾が目に付く面白い橋
「四ツ木橋」よつぎはし
「子の神橋」ねのかみはし
子ノ神とは大黒様(大国主命)と云うことだ
近くに大黒様を祀った神社は見当たらないが?
「精進場橋」しょうじんばはし
「精進」とは知恵に裏ずけされた努力、だそうです
よく分からないがそんな修業の場があったのかもしれません
「岡上橋」おかがみはし
「宝殿橋」ほうでんはし&「岡上跨線橋」おかがみこせんきょう
「本村橋」ほんむらはし
「睦橋」むつみはし
なんかいい響きの名前だ、
この橋を渡ると小田急線鶴川駅
「川井田人道橋」かわいだじんどうきょう
下流域は川幅も広く橋を渡すのもお金がかかるんだろうが
川幅も狭くなるとこんなちょっとした橋も架け易くなって便利になる
しかしだんだん橋と橋の間隔も狭くなり数が多くなってきた
「大正橋」たいしょうばし
銘板の取り付けがとても安易に思えてしまう
「小田急線」と「新川井田橋」上流側から
鶴見川下流域は都市型河川でコンクリートにガチガチに固められた
イメージだが中流域では長閑な田園風景だ
流域には親水のための設備や洪水防止のための設備も多くあり
眺めながら進んでいくと面白い発見があったりする
「小田急線」を超えると地形図上は水色の細い線に変わる
水は相変わらず綺麗ではないが異臭がするわけでもなく気になる事はない
右岸、左岸と渡り歩いてうろうろとのんびり走っているうちに
時間もだいぶ過ぎてきたし、お尻も痛くなってきた
一応、源流部到着を2:00位と考えているがこの先どうなることやら
時刻は・・AM12:15・・上流域に向かおう!!
続く
このままあの山まで行ってしまおうか!!
そう思ってしまう位丹沢が迫ってくる・・そんな思いは心の隅に置いておこう
下流域では潮汐の影響が、大きく川の流れに影響するらしい、大潮満潮時などは
水の流が止まっているように見える
実際水位はかなり上がり、海水が入り込んでいる様子が見て取れる
・ ・・そう、あのアザラシの「たまちゃん」はその潮の流れに乗って
鶴見川を遡り、「大綱橋」の袂で「つるちゃん」と呼ばれ親しまれていた、
のんびりとひなたぼっこしていた姿が思い出される
あの時はすごい賑わいだった・・・もう皆忘れてしまったかな?
まだまだ体力は十分あるし、標高差もたいしたことはないがアゲンストの風が
少しばかり抵抗になる・・・まだまだ先は長いぞ!!
あまり深入りすると時間がかかってしまう・・程々に行こう
大熊川「大竹橋」おおたけはし
いよいよ中流域だ、
水の流はだいぶ細くなってきたが河川敷は広々としている
周囲に高い建物や、障害物もなく遠くまで良く見渡せる眺めのいい場所
長閑(のどか)な田園風景といった所
「小机大橋」(こづくえおおはし)
小机城址の小高い丘を望む、現在は市民の森として親しまれている
亀之甲山に陣を張った太田道灌と対峙し滅んだ豊嶋一族の山城
その後、北条氏の支配下となり、北条氏滅亡後廃城、
当時の面影は今は残っていない、
「小机大橋」の塗装記録
橋や構造物は塗料の種類、メーカーが決められていて
標示されているのが一般的だ、
普通は同じ塗料で塗り替えられるのだろうが、ちょっと色が違うな?
オレンジ色の橋というのもあまり馴染みがないと思う
「第三京浜」
小机城址を東西に真っ二つに分断している道路
サイクリングロードの起点にもなっている
「川向橋」かわむかいはし
「新川向橋」しんかわむかいはし
このマンションは眺めがいいだろうな、
辛夷(コブシ)と木蓮(モクレン)
辛夷(コブシ)の花を見ると千昌夫の歌を思わず口ずさんでしまう
とても春を感じる花だと思う・・・・おじさんになったなーとつくづく。
「鴨池橋」 かもいけはし・・・河口から18KM
鴨居と池辺町を結ぶ橋、写真左側がJR横浜線鴨居駅
歩行者専用のちょっと小洒落た都会的な橋というのか。
「鴨池橋」奥、「鴨池大橋」のアーチの間に
大山が見える、大山が橋の向こうからこちらを覗いているようだ
「鴨池大橋」
「鴨池大橋」と、横浜市水道局「鶴見川鴨居水管橋」
定番の白いアーチと青い空、
そして「鋼管トラス構造」の水管橋も白
「落合橋」
川と川が落ち合う所?・・・多分そうだと思う
まだ新しい立派な橋
「恩田川」との合流地点
ここから上流は水量が少なくなって川幅も狭くなってゆく
「千代橋」&「人道橋」
名前の由来を調べたが解らなかった
「建設中の橋」
何と言う名前が付けられるのだろう?
きっと今風の横文字っぽい名前だろうか
昔からの古い地名はどんどん消えていく運命だ、仕方が無いのか・・
「精進橋」しょうじんはし・とグリーンライン
すぐ近くにはグリーンライン車両基地があり、その下が遊水池となっている
川の水位が上がって来ると左岸取り込み口から水を取り込む様になっている
こういった水害対策がいろんな所で行われている、
かつての暴れ川の一面が見られる、
「天神橋」
昔、近くに天神様が流れ着き祀ってあったと言われている
橋のすぐ東側には「北八朔公園」「東名高速道路港北PA」
天神様は今は不明らしい
「学校橋」・「学校橋人道橋」がっこうはし&東名高速入線ループ
名前のとおり学校に通うための橋、ひねりがないな!
「東名高速」
後から後から色々な物を付け足して行くと
何か変ちくりんな物が出来てしまうんではないのだろうか
計画的に行なわれているように見えないのが道路行政だ!
「谷本橋」やもとはし・・・河口から23.6KM
この近辺では「鶴見川」を「谷本川」・・やもとかわ・・と呼んでいた
そうである
「田園都市線市ヶ尾鉄橋」
塗装工事中?足場に隠されていて残念だがこういったメンテナンスが
寿命を延ばす為には大切、人間も一緒
綺麗に化粧直しされ復活する日が楽しみ、
こういったトラス橋も時代を感じさせる味わい有る橋だ
「名無しの人道橋」
生活に欠かせない便利な橋
こういった橋がないと生活が大変不便になる
国道246「厚木街道」
「厚木街道」から東名高速「横浜青葉インターチェンジ」に入る付近の橋
この辺も昔の一面田圃と畑のイメージだが、ずいぶんと変わってしまった
そもそも「横浜青葉インターチェンジ」自体が最近出来たものだ
国道246もそれにより変化を遂げた
しかしもっと驚いたのはこのすぐ横でいちご狩りが出来ることだ
「川間人道橋」「川間橋」「水道橋」と三本の橋が並ぶ
「宮前橋」みやまえはしと&「宮前人道橋」
緑色の「宮前橋」上流側にこれ又緑の「宮前人道橋」
宮前というと何処かにお宮があるはずだが、それらしい所が見つからない
「常盤橋」「常盤人道橋」
横浜環状4号線が走る・・環状に成っていないのに環状線
このあたりの橋は昭和46年から48年頃に架けられた物が多い様だ
「鴨志田橋」かもしだはし
鶴見川周辺は古墳時代の遺跡が多く発見されている様だ
「鉄町」「市ヶ尾」付近にも多数あるらしい
「鉄町」の由来は鉄(くろがね)神社であろう、
古代製鉄技術を持った人々がここに住み鉄を生産していたのかもしれない
鉄は又、農耕とも結びつきが深いという、稲作が盛んなこの土地とも
繋がりがありそうだ
ちなみに(くろがね)は普通の鉄 (あかかね)は銅だったかな?
「鴨志田橋」から見る「河内橋」こうちはし
この部分は一直線
「寺家橋」じげはし
ここから上流部の橋は面白い名前が続いてゆく、
そろそろ昼時だ、近くのコンビニでおにぎりと飲み物を調達する
「水車橋」すいしゃはし?みずくるまはし?
新しいのか?塗り替えられたのか?綺麗な橋
昔はこの近くで水車が回っていたのかもしれない
「真福寺川」合流点(右方向)王禅寺方向へ
鶴見川本流は左方向
「恩廻橋」 おんまわしはし
「麻生橋」あさおはし
欄干の鯉の装飾が目に付く面白い橋
「四ツ木橋」よつぎはし
「子の神橋」ねのかみはし
子ノ神とは大黒様(大国主命)と云うことだ
近くに大黒様を祀った神社は見当たらないが?
「精進場橋」しょうじんばはし
「精進」とは知恵に裏ずけされた努力、だそうです
よく分からないがそんな修業の場があったのかもしれません
「岡上橋」おかがみはし
「宝殿橋」ほうでんはし&「岡上跨線橋」おかがみこせんきょう
「本村橋」ほんむらはし
「睦橋」むつみはし
なんかいい響きの名前だ、
この橋を渡ると小田急線鶴川駅
「川井田人道橋」かわいだじんどうきょう
下流域は川幅も広く橋を渡すのもお金がかかるんだろうが
川幅も狭くなるとこんなちょっとした橋も架け易くなって便利になる
しかしだんだん橋と橋の間隔も狭くなり数が多くなってきた
「大正橋」たいしょうばし
銘板の取り付けがとても安易に思えてしまう
「小田急線」と「新川井田橋」上流側から
鶴見川下流域は都市型河川でコンクリートにガチガチに固められた
イメージだが中流域では長閑な田園風景だ
流域には親水のための設備や洪水防止のための設備も多くあり
眺めながら進んでいくと面白い発見があったりする
「小田急線」を超えると地形図上は水色の細い線に変わる
水は相変わらず綺麗ではないが異臭がするわけでもなく気になる事はない
右岸、左岸と渡り歩いてうろうろとのんびり走っているうちに
時間もだいぶ過ぎてきたし、お尻も痛くなってきた
一応、源流部到着を2:00位と考えているがこの先どうなることやら
時刻は・・AM12:15・・上流域に向かおう!!
続く
2011-04-09 12:19
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コメント(2)
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力作ありがとうございます~
つい最近まで日産スタジアムから市ヶ尾あたりまで自転車通勤してますた~
変わらぬようでちょいとずつ変わっていくようで懐かしいです~
●川和町の新しい橋建設はグリーンライン周辺整備のおこぼれ予算か!?
●田園都市線市ヶ尾駅近くの「名無しの人道橋」が架け替えられてる!
地震で小机あたりは液状化したらしいですが、川沿いの盛り土の崩れは
なかったっぽいですね。
ついでに王禅寺にも住んでたことがあるんですが、今地図見たら
真福寺川の上流が暗渠化されてますた(泣)
by T.I. (2011-04-29 06:26)
早朝ブログのパトロールご苦労様です
日産スタジアムから市ヶ尾あたりまで自転車通勤
秘密基地でも有るんですかー
ちょうどそのへんは晴れると丹沢から南アルプスまで見渡せて
気持ちの良い通勤だったのでは?ナイででしょうか
続きは再調査が必要なので時間がかかるかも知れません
山のほうが忙しい季節ですので
by MASAHIKO (2011-04-29 08:35)