20110219はなじょろ道・・・虫沢-八丁~高松山周回 [古道探索]
・・・この道のことが気になっていた・・・
いつからの事かよく覚えていないが
その存在を知り、言葉の響き、余韻、その道を往来していた日々
そしてその人達の生活
・・・・「はなじょろ道」・・・・
いつか歩こうと思っていたがこの地へ足を延す事無く月日は流れた、
人々から忘れ去られたこの地にようやく足を運ぶ!!
そんなきっかけを作って戴いたVルート先輩方への感謝をこめて・・
今日のルート
かつては、八丁地区と一つ山を隔てた寄・虫沢地区
その人々を結んでいた生活路、
それが・・「はなじょろ道」・・
虫沢村と共和村の間で花嫁が牛に家財道具を載せて通ったと言われている事から
この名が付いたと言われている、この道の名と、存在が以前より気になっていたが
その地域性ゆえ、なかなか訪れる機会が無く今に至っていた
しかし最近、Vルート先輩方がこの方面を歩いている記事を目にし
我慢できず訪れることにした
幸いなことに、今日の天気は晴との事
気持ちの良い陽だまりハイクが楽しめるだろうと意気揚々出発した
虫沢林道入口看板横に愛車をデポ、まだ陽が昇るまで暫くある
車内で運転の疲れを癒し、東の空が紫色に染まる頃を見計らって準備完了
少し林道を登ったところにある山神様に今日の無事をお願いし
ヒネゴ橋左岸「はなじょろ道」入口に到着
看板も新しく手入れが行き届いているようだ・・・6:30
暫らくは整備された植林の中を進んでゆく
植林も人の手が入っていて気持ちの良い道が続く
しかし天気の具合が良くない
予報とは違い低い雲が空を覆い日差しの欠片も無い
更に歩を進めていくとようやく東の空が明るくなって来た様だ
単調な植林地帯だが標高を上げてゆくと、炭焼き釜の痕もあり
少しだけ変化が出てきた
更に登って行くと、ヒネゴ沢源頭部に近付き、倒木も多くなってくる
径路もかなり荒れているが、慎重に周囲を見渡すと表示類もあり
ルートを外すことも無い、
ようやく鞍部が見えてきた
ヒネゴ沢乗越・・7:30
ここは十字路になっていて左トラバース気味に直進すると「はなじょろ道」
右は秦野峠、右は高松山方面(はなじょろ道と合流)
直進する
高松山手前のピークを巻くように付けられた径路を進んでゆく
ここで先ほど通った左からの登山道に合流する
正面の大木は椹(サワラ)・・と案内板にあった
ここから北西方向尾根を下降する
富士見台と言う展望箇所を通過するが、あいにく天候が悪く
周囲の展望は利かない
本来なら雄大な富士の姿が見えるのだろう?
下降路も程よく整備され歩き易い
尾根の真ん中に炭焼き釜痕?
かなり大きい釜跡、尾根の真ん中にあるのはめずらしい??
自然教室の教材
いたるところに有ったので周囲を確認すると
熊棚もいっぱい・・・(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ
自然の造詣を楽しみながら
皆瀬川が見えてくると八丁集落ももうすぐ
養魚場裏に下降
静かな佇まいの八丁集落・・・8:30
八丁側「はなじょろ道」入口にある説明版
振り返る山々
路傍の神仏様に無事を感謝し
ここからの行程は歩きながら考えよう!
一応620M圏から下降して山神様にお参りする予定なので
皆瀬川を下りながらどこから左尾根へ取付こう??
と考えながら歩いていると
八丁橋袂からの仕事道入口を発見
人遠まで下って?と考えていたので、ここからエスケープ
チョットラッキー
取り付きはやや急斜面だがしっかりとした仕事道もあり
苦にはならない
向かい見る日影山方面林道工事斜面
・・・そういえば、あの左斜面、道の無い所をを歩いていた病気の人達も居たな・・・w(゚o゚)w オオー!
と思いながら歩を進めて行く
P620圏に到着、防火線を50Mほど下る
木々の合間から覗く下界の姿
ひっそりと佇む山神様(狼頭観音)も、やさしく出迎えて戴きました・・・9:30
さー、ここまではある程度ルートを考えていたが、ここからは現地で
考えよう!と!!
高松山を経由して行きたいが来た道を引き返すのも芸が無い!
ビリ堂を詣でて効率のいい径路は無いか
余力はまだ十分
よし!少し下降して東の尾根に乗ってビリ堂経由高松山、決定
やや広いなだらかな尾根を下降
進路を尾根左方向斜面に偏りながら降りて行く
幸い正面取付く尾根が見えるので目標になる
左、左と下降して行くが急斜面にさえぎられ右方向に撚れて下降する
皆瀬川支流の沢(沢名?)下降点は危険箇所も無さそうだ
危険を回避し、取付地点30Mほど下流に降り立つ
いい雰囲気の沢だ!
向かいの尾根に取付く
何だかおかしいな???
あたり一面伐採の痕、おまけに枝打ちの残骸が足元に一面で歩きにくい
不思議に思いながらも登って行くと
なんてことだ、
立派な道に遭遇、
地図にはこんな道は載っていな、いったいどうなってんの?
おまけにこんな看板
380万円なり・・誰か買いませんか?
観音様も不思議そうに
真相はこんな感じ?
売りに出すために道を広げたっぽいナ!!
秘境を歩いているつもりがやや興ざめ
しかし気を取り直してビリ堂を目指して行く
周りの山は黄色一色花粉症の人は見ないでください
ワイヤーに絡みつく木
ワイヤーを飲み込む木
自然の情景を楽しみながら歩いて行く
ちょっとしたアルバイトもご愛嬌
ビリ堂で御参りを済まし高松山を目指す
ここは一般登山道だがかなり荒れている
雨水の通り道が地表を削り崩壊が進んでいる様だ
高松山ではこの日初めて人と接触した
天気も回復する兆しは無い、期待していた富士の姿も
拝めず、日頃の行いの悪さを反省
軽く腹ごしらえして下るとしよう!!・・・11:40
山頂直下は急だがその後はほとんど平らな下りが続く
このまま気持ちよく下って行くと尺里峠だが
遥か彼方に真鶴半島を望むこの地点から背後の尾根を
下降するとしよう!
尾根の下降はあっと言う間だ
林道が見えてきた
朝、出発時点では自分の車だけだったが、数台が止まっている
林業関係者らしい
近くからチェーンソウのエンジン音が響いてくる
今日の山歩きも終了だ
里山の低山歩き、ほとんどが植林地ではあったが
こんな山歩きも楽しいと思えるようになって来た
天候には恵まれなかったが、又一つ山から収穫を貰った、
実りある一日だった・・・・゛v(^_^ v)=アリガトウ=(v ^_^)v゛・・・・・・・・12:50
いつからの事かよく覚えていないが
その存在を知り、言葉の響き、余韻、その道を往来していた日々
そしてその人達の生活
・・・・「はなじょろ道」・・・・
いつか歩こうと思っていたがこの地へ足を延す事無く月日は流れた、
人々から忘れ去られたこの地にようやく足を運ぶ!!
そんなきっかけを作って戴いたVルート先輩方への感謝をこめて・・
今日のルート
かつては、八丁地区と一つ山を隔てた寄・虫沢地区
その人々を結んでいた生活路、
それが・・「はなじょろ道」・・
虫沢村と共和村の間で花嫁が牛に家財道具を載せて通ったと言われている事から
この名が付いたと言われている、この道の名と、存在が以前より気になっていたが
その地域性ゆえ、なかなか訪れる機会が無く今に至っていた
しかし最近、Vルート先輩方がこの方面を歩いている記事を目にし
我慢できず訪れることにした
幸いなことに、今日の天気は晴との事
気持ちの良い陽だまりハイクが楽しめるだろうと意気揚々出発した
虫沢林道入口看板横に愛車をデポ、まだ陽が昇るまで暫くある
車内で運転の疲れを癒し、東の空が紫色に染まる頃を見計らって準備完了
少し林道を登ったところにある山神様に今日の無事をお願いし
ヒネゴ橋左岸「はなじょろ道」入口に到着
看板も新しく手入れが行き届いているようだ・・・6:30
暫らくは整備された植林の中を進んでゆく
植林も人の手が入っていて気持ちの良い道が続く
しかし天気の具合が良くない
予報とは違い低い雲が空を覆い日差しの欠片も無い
更に歩を進めていくとようやく東の空が明るくなって来た様だ
単調な植林地帯だが標高を上げてゆくと、炭焼き釜の痕もあり
少しだけ変化が出てきた
更に登って行くと、ヒネゴ沢源頭部に近付き、倒木も多くなってくる
径路もかなり荒れているが、慎重に周囲を見渡すと表示類もあり
ルートを外すことも無い、
ようやく鞍部が見えてきた
ヒネゴ沢乗越・・7:30
ここは十字路になっていて左トラバース気味に直進すると「はなじょろ道」
右は秦野峠、右は高松山方面(はなじょろ道と合流)
直進する
高松山手前のピークを巻くように付けられた径路を進んでゆく
ここで先ほど通った左からの登山道に合流する
正面の大木は椹(サワラ)・・と案内板にあった
ここから北西方向尾根を下降する
富士見台と言う展望箇所を通過するが、あいにく天候が悪く
周囲の展望は利かない
本来なら雄大な富士の姿が見えるのだろう?
下降路も程よく整備され歩き易い
尾根の真ん中に炭焼き釜痕?
かなり大きい釜跡、尾根の真ん中にあるのはめずらしい??
自然教室の教材
いたるところに有ったので周囲を確認すると
熊棚もいっぱい・・・(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ
自然の造詣を楽しみながら
皆瀬川が見えてくると八丁集落ももうすぐ
養魚場裏に下降
静かな佇まいの八丁集落・・・8:30
八丁側「はなじょろ道」入口にある説明版
振り返る山々
路傍の神仏様に無事を感謝し
ここからの行程は歩きながら考えよう!
一応620M圏から下降して山神様にお参りする予定なので
皆瀬川を下りながらどこから左尾根へ取付こう??
と考えながら歩いていると
八丁橋袂からの仕事道入口を発見
人遠まで下って?と考えていたので、ここからエスケープ
チョットラッキー
取り付きはやや急斜面だがしっかりとした仕事道もあり
苦にはならない
向かい見る日影山方面林道工事斜面
・・・そういえば、あの左斜面、道の無い所をを歩いていた病気の人達も居たな・・・w(゚o゚)w オオー!
と思いながら歩を進めて行く
P620圏に到着、防火線を50Mほど下る
木々の合間から覗く下界の姿
ひっそりと佇む山神様(狼頭観音)も、やさしく出迎えて戴きました・・・9:30
さー、ここまではある程度ルートを考えていたが、ここからは現地で
考えよう!と!!
高松山を経由して行きたいが来た道を引き返すのも芸が無い!
ビリ堂を詣でて効率のいい径路は無いか
余力はまだ十分
よし!少し下降して東の尾根に乗ってビリ堂経由高松山、決定
やや広いなだらかな尾根を下降
進路を尾根左方向斜面に偏りながら降りて行く
幸い正面取付く尾根が見えるので目標になる
左、左と下降して行くが急斜面にさえぎられ右方向に撚れて下降する
皆瀬川支流の沢(沢名?)下降点は危険箇所も無さそうだ
危険を回避し、取付地点30Mほど下流に降り立つ
いい雰囲気の沢だ!
向かいの尾根に取付く
何だかおかしいな???
あたり一面伐採の痕、おまけに枝打ちの残骸が足元に一面で歩きにくい
不思議に思いながらも登って行くと
なんてことだ、
立派な道に遭遇、
地図にはこんな道は載っていな、いったいどうなってんの?
おまけにこんな看板
380万円なり・・誰か買いませんか?
観音様も不思議そうに
真相はこんな感じ?
売りに出すために道を広げたっぽいナ!!
秘境を歩いているつもりがやや興ざめ
しかし気を取り直してビリ堂を目指して行く
周りの山は黄色一色花粉症の人は見ないでください
ワイヤーに絡みつく木
ワイヤーを飲み込む木
自然の情景を楽しみながら歩いて行く
ちょっとしたアルバイトもご愛嬌
ビリ堂で御参りを済まし高松山を目指す
ここは一般登山道だがかなり荒れている
雨水の通り道が地表を削り崩壊が進んでいる様だ
高松山ではこの日初めて人と接触した
天気も回復する兆しは無い、期待していた富士の姿も
拝めず、日頃の行いの悪さを反省
軽く腹ごしらえして下るとしよう!!・・・11:40
山頂直下は急だがその後はほとんど平らな下りが続く
このまま気持ちよく下って行くと尺里峠だが
遥か彼方に真鶴半島を望むこの地点から背後の尾根を
下降するとしよう!
尾根の下降はあっと言う間だ
林道が見えてきた
朝、出発時点では自分の車だけだったが、数台が止まっている
林業関係者らしい
近くからチェーンソウのエンジン音が響いてくる
今日の山歩きも終了だ
里山の低山歩き、ほとんどが植林地ではあったが
こんな山歩きも楽しいと思えるようになって来た
天候には恵まれなかったが、又一つ山から収穫を貰った、
実りある一日だった・・・・゛v(^_^ v)=アリガトウ=(v ^_^)v゛・・・・・・・・12:50
2011-02-19 17:17
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