【　丹澤の山神と石仏・4　】　土山峠の山神：丹澤気ままな山歩き：SSブログ

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20161203袖平山北面の古道を下見す..｜20161211　鍋嵐ブログトップ

【　丹澤の山神と石仏・4　】　土山峠の山神　[丹沢の山神と石仏] [編集]

新しい道が開通すると古い道が廃れ、忘れられてしまう
古い地名なども同様に新しい地名に変えられて本来その地名が
意味する事が忘れ去られる
・・・・時代の移り変わりとは言え残念な事ですね・・・

山神や石仏は径路の分岐や峠に置かれている場合が多い様です
苦労して峠道を登ってきた人々を向かい入れ、そしてまた下る人を見送る

村に邪気が入らぬ様に災いを防ぐ・・・そんな役割も含めて
人々は神様や仏を奉って来ましたが
通り過ぎる人々は山神や石仏に手を合わせ
旅の無事を祈り、感謝した事でしょう

旧土山峠もかつては多くの人々が往来した様です
幕末期に日本を訪れ数々の写真を残したF・ベアトもこの峠を越え
宮ヶ瀬の写真を残していますし、横浜の外国人居留地からは多くの
外国人が旧土山峠を越えて宮ヶ瀬を訪れました

そんな旧土山峠ですが、現在の峠の北東方向に位置しています
県道64号線土山峠バス停から厚木方向に100M程戻り仏果山登山道入口から
距離にして200M程登れば旧土山峠です

【　国土地理院明治25年発行20000図煤ケ谷　】

山神の祠は古道と登山道が交差した、古道を見下ろす高みの古木の
袂に置かれています
山神祠は2棟有りますが片方は屋根の部分だけが残っているだけです
注目すべきは砲弾の様な神体と思われる物です
古い祠に収められていたのだと思いますが、この形式は六百沢の山神と
同一だと思われます、何か関連でも有るのでしょうか？
　　　　　・・・・気になる所です

【　再建・・・と言う事は、ご神体は古い祠の中に収められていた？　】

煤ヶ谷・法論堂方面から登って来た古道はこの峠を越えると水平道となり
仏果沢に降りる手前で方向を変え尾根を降ります
しかし、残念ながらこの尾根道は現在残っていません
宮ヶ瀬の集落とともに湖に沈んでしまったのでしょう

【　尾根の切通道の先が・・・　】

県道に降りる微かな踏み跡を降ると七曲橋の袂に辿り着きます
そう・・・七曲です
橋名の由来が理解できますね
道の歴史を知らないと橋名の由来が分からない
・・・・・歴史が忘れ去られて行くのはさびしい限りです

2016-12-12 19:18 nice!(0) コメント(9) トラックバック(0)

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七曲橋のたもとから旧道へのトラバース道は７～８年前はマウンテンバイクを担いで通っても危険を感じない程いい道でした(途中までは押して通れたような)
荒廃するのは早いものだよね
by ardbeg (2016-12-13 19:33)

Ardbegさん先日はお疲れ様
七曲は消えてしまいましたが、それ以外の道は
良い道ですよ
散歩コースには宜しいんじゃないかと思います

・・・我が世代だと、「七曲」といえば
「太陽にほえろ」

　　　　　　　ですよね・・・ボス

by M氏 (2016-12-14 23:21)

茅誠司・・・ですか
懐かしい名前ですね、元東大総長
中学生当時、先生から良く名前を聞かされました、大先輩です・・・
厚木高校じゃありませんよ（笑）

厚木に大正２年、その後暫くして・・・
と言えば塩川発電所が大正４年（45Kw）
田代（馬渡）発電所（430Kw）が大正11年の開設らしいので
発電量で考えると田代（馬渡）発電所の電気が茅さんの家の電燈を
灯したんじゃないかな？・・・と考えられますね

傳道＝電動か？・・・これは無いでしょう！！
大正八年　鳥屋村奥山字傳道　　ですよ

明治21年測量の地図では鳥屋から傳道を通過して
大倉までの道が載っていますが

・・・鳥屋の奥の山に道伝いに行った場所・・・

・・・それ位の意味なんじゃないかな？

by M氏 (2016-12-14 23:24)

博士・・・m(__)m

間違ってコメント消してしまった
・・・いかん！！・・・
by M氏 (2016-12-15 21:01)

MSHK師

あーよかったぁ。。
当隊が「ア師匠おつかれさまです」と書いたために、
ア師匠から「アとは何だ！　ア”？　プンプン！！」
という強硬な抗議メールが入ってコメントが消去され、
当隊はニカ軍の育成選手枠をいよいよ外されて、
次回のニカ集会でア師匠からまた２，３発殴られるまで
出入り禁止になったかと思いましたぁ（ホッ）

ということは次回のニカ集会に参上してもア師匠から
また殴られることはないわけですね！？
by TI-AEK27 (2016-12-16 22:59)