20141025 深まる秋・・早戸大滝から本谷沢 [沢歩き]
紅葉の盛期に訪れたい場所は色々とあって、とても悩む所だ
原小屋沢のガータゴヤの滝、玄倉川周辺、檜洞、水晶平・・・etc
体は一つだし、休みも無いし・・・
結局、悩んだ挙句に
早戸大滝から本谷沢を登って紅葉を楽しんできた・・・普通じゃん
魚止め橋(6:30)-伝道(6:42)-早戸大滝(7:49)-不動ノ峰東屋(9:50)
-丹沢山(10:44)-魚止め橋(13:17)
魚止め橋から伝道までの林道が整備された情報は入っていたが
本当に歩きやすくなっている
これなら伝道まで車やバイクで行けるな~との目論見は
このゲートで敢え無く潰える事に
ま~準備運動のつもりで行きましょう!!
紅葉の進み具合を確かめながら進んでいけば
あっという間に第一渡渉点だ・・・はやっ・・
日の出の時刻はとっくに過ぎているのだが太陽の陽は丹沢三峰と栂立の尾根に
閉ざされて沢床迄は届かない、寒々しい雰囲気の中勇気を振り絞って水流に突入だ
この最初の一濡れを嫌って悪あがきをするんだけどね・・無駄無駄!
もう後は水の中をジャブジャブと進んで行く
結構水も冷たくて目も覚める、なんかシャキ~ットした感じ
遠くを眺めれば、山稜が朝日を浴びて輝いっている
雷平で左に折れて、名無しの滝を右に左に眺め
流石にこの寒さではスズメバチにも遭遇しないだろうとビクビクし
それでも用心にフードをすっぽり被る僕って・・なんて弱虫?
春先には雪渓が残っていたのが懐かしく感じながら進めば目的の大滝だ
〈トップ写真〉
周囲の木々の葉も落ちて遠くからでも水流が良く見える
遠くから引いて眺めれば紅葉と一体に成って一段と映える
でもな~写真では伝わらないこの色合
まだ間に合うから是非其の眼で楽しんで来てください!!
〈引いて〉
本谷沢に入り大岩を通過しようとして、何気なく大滝方向に振り返ると
これが又風情があっていい感じ、この時期限定の眺めだ
〈本谷沢・大岩下から〉
日が差さない薄暗い中を歩いて行くと標高が高い所から徐々に陽が降りてきて
明るさを増して来ると供に周囲が華やかになって来る
調子よく進んで行くと前方に高そうな滝が見える
えーっ?こんな滝有るの?遠目には黒黒としてかなり立っていそう
心配しながら近づいて行き、さ~どうしようと?良く見ると
右側にトラロープが有ってラッキー、このロープのお陰で楽々越える
〈ロープが付いている〉
この先にもちょっとした滝場が有りそこそこ楽しめるが
ヌメリがかなり有って危ない所も多い、2M程滑落した場面も有ったが
無傷で済んで良かった~
〈空・光・影/1〉
〈空・光・影/2〉
〈そろそろ右岸斜面に逃げようかな〉
1250Mを過ぎて流石に水の冷たさに足の指の感覚も無くなって来た
そろそろ離脱、右岸尾根に取り付く
最初は四足歩行の急斜面
100M程アキレス腱が切れるんじゃないかと思うほど目一杯伸ばしながら登る
ふくらはぎと太腿の筋肉もパンパンに張ってきて、幾分頃傾斜が緩んできた
立木に捕まり、ようやく周囲の景色を眺める余裕もできる
西から吹く冷たい強風に耐えながらも眺める景色は格別だ
不動ノ峰のピークを巻くように稜線に出る
相変わらず風は冷たく強いがその分空気は澄んで木々の色合いも際立つ
箒杉沢を眺めながら「箒杉沢から稜線を乗越て大滝沢に串刺しするのもいいな~」
などとあれこれ夢想するのも楽しいひと時だ
〈北面の山々〉
〈箒杉沢〉
丹沢山への登り返しをこなせば山頂には大勢の登山者がくつろぐ
そのまま人気の少ない三峰の登山道に入り、瀬戸沢ノ頭のテーブルで一休み
これから降ろうとする尾根から上ってきた若い子と会話を交わした後
尾根を降る
〈みやま山荘前〉
途中、大滝の落ち口へ行こうと思うも、急な登り返しが頭をよぎり・・・
寄り道しないでのんびりと下りました
〈あの沢を遡行して、あの斜面を登った〉
〈瀬戸ノ沢出合付近〉
〈今日のコース〉
2014-10-27 08:52
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