20120825西沢本棚沢 [沢歩き]
毎日暑い日が続いている
こんな時はやっぱり沢歩きが涼しくて気持ちいいよね!!
尾根歩きなんて暑くてやってらんねーな!!
・・・とは言ってみたものの・・・
冷や汗タラタラ、心臓バクバクのトラバース
あんたも好きね!!
と誰かさんから云われそ~なコースで歩いて来ました
やはり暑い時は沢歩きに限る
しかしそう思っても東はヒルの巣窟、西はチョッと遠いんだよな~
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最近は沢歩きプラス一つの課題、そう心掛けて歩くと遊びに幅が広がって一日が充実する
・・・気になる?
今日もそのパターンで本棚沢を一本、そして課題に取組もう!!
上ノ権現沢は下棚沢の手前右岸に流れ込む西沢支流
いつもは素通りしてしまう支沢もたまには偵察しましょうか
倒木やガレがうるさいが暫く歩くと30M程の棚に突き当たる
周囲が大きく崩れてガレが溜まっているが、水流が多ければそこそこ見栄えが
するだろう
引き返して「下棚」
太陽の日差しをたっぷりと受けて輝いています
更に進んで「本棚」
言い感じで水が流れ落ちている
落ち口からの水の勢いも涼しげだ・・・トップ写真
本棚の巻き道は少し戻った右岸、炭焼き窯の上に伸びる作業径路を辿る
ジグザグに付けられているがかなりの急斜面、ザレて滑りやすい所も有り慎重に登る
本棚落ち口よりかなり高い所まで登った所で尾根上に乗る、尾根を15M程下ると
本棚落ち口とF2、F3が樹間から望む事が出来る、10M程の急斜面を降りれば
落ち口上に降りる事が出来そうだが、F2、F3もフリーでは登れそうにない
写真だけ撮って巻き道からF3上へ降り立つ
▽ 本棚落ち口
▽ F2、F3
▽ F3落ち口から下流を望む
F3,落ち口上の大岩から滝下にφ16~18位のワイヤロープが垂れ下がっている
このワイヤを利用して下降できないか?と確認してみたが素線がササクレテ
使い物には成りそうも無い
F3を過ぎると暫くは滑歩き、倒木やゴーロで歩き難い所も有るが、のんびりと
歩くには良い雰囲気、正面に倒木が掛かった滝が見えてきた、F4・8M位有るだろうか?
木を伝って登る?・・・無理無理!!
右岸ルンゼを一登りして巻き
F4を過ぎて二俣、本流は左、今日は思惑もあって敢えて右
2~3M程の滑が続きそこそこ楽しめる
倒木や細かいゴーロが綺麗に流され、水流がもう少し加われば
楽しい滑歩きが出来る事を予感させる
倒木を利用して登る
上部も岩床
大岩の涸れ棚、ここで標高およそ1050M
沢の詰めはここまで、涸れ棚の上に出て周囲の確認、径路痕を探す
やはり沢筋からは確認は難しい、一旦右の小尾根に乗り上下10M程を確認
尾根の回り込みの抉れを探す、、一箇所それらしい筋を見つけ、トラバースを開始
確信が無いままスタートする
標高を外さない様に正確にトラバースして行くと写真のような径路痕
しかし此れとて確信には至らない
崩壊地や、沢の横断は特に注意が必要だ、本棚沢の分岐が掌上に伸びる
沢の詰め部分に当たる1050M付近は地図で見ても傾斜はキツイ
自信がなければ一旦下降して同じ高さまで登る、渡れる自信があっても細心の注意を払って横断するこの繰り返しで、薄っすらと残る筋をトレースしていく
それにしても、よくぞこんな斜面に径路を作ったと頭が下がる思いである
本棚沢、下棚沢界尾根(畦ヶ丸ピークからP911に向け東に伸びる尾根)手前で
一旦調査終了し尾根に乗る、本棚沢、下棚沢界尾根上の径路痕を確認、その先、
白ザレの斜面の向こう側の痕跡を確認して今日の探索は終了
▽白ザレ斜面の向こうに残る径路痕か?
暑さと緊張感で汗だく、暫く日影で休んでから本棚沢、下棚沢界尾根を降る
西沢で汗を拭い気持ち良く帰途に着く
▽ 尾根上に放置された林業用の金車(滑車)
果たして、今日歩いてきた軌跡が径路なのかは半信半疑、何と言っても確証が無い
まだまだ探索の入口、これから何回もここに足を運ぶ事になるだろう
少しずつでも前に進んで探索を進めて行きたいものである
今度はどの区間を攻めるか?地図を見て考えるのは楽しい一時ではある
しかしながら、
歩くのは本当に大変な所だとつくづく感じる「モロクボ径路」なのである
今日のコース
2012-08-25 21:06
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西沢周辺の支流、私も探検したいと思っております。
雰囲気の良い渓相に出会えればいいのですが、
ゴーロで終わってしまうと寂しいですよね。
ほんのちょっとのすれ違い、面白い偶然です(^^)
by レガー (2012-08-29 20:47)
レガーさん
勝手気まま、自由に歩きまわる
それが楽しいですね!!
歩きたい所を歩きましょう・・・危ない所はなしで(*^_^*)
by MASAHIKO (2012-08-30 19:56)