20180303 玄倉川奇譚・・「白装束のふたり・2」 [丹沢奇譚]
前回、檜岳から山神径路に降りた際
石碑尾根周辺の山林の整備が進んでいるのを見て
仕事人たちは「一体何処からやって来るのか」・・・と気になった
・・・まさか寄木から一山越えて来る訳は無いし
「何処かに新しい仕事道が付けられている筈だな」
そんな期待と「慰霊碑」の捜索も兼ね再訪した
寄木P【6:47】-檜岳【9:28】-石碑【10:11】
-モノレール鞍部【10:37】-玄倉林道下降【10:59】
-ユーシンロッジ【12:26】-雨山径路入口【13:03】
-寄木P【15:30】
寄木Pからの出発
滝郷沢左岸、モノレール尾根から取付き、初っ端から急尾根
厳しい登りを休み休み登るM氏の脇を、モノレールは
騒々しい排気音を周囲に響き渡らせて、作業者を乗せ
通り過ぎて行きます
【 モノレール尾根の入口 】
【 乗って行くかい!!・・とは言ってくれない 】
急な登りに飽き飽きし
途中派生する仕事道に誘われて回り道したりしますが
これが後々効いて後半バテバテ、後悔先に立たず・・・です
何とか登り切ると富士山のお出迎えが・・・癒されます
【 登り切りましたよ・・・ 】
【 癒されますね~ 】
檜岳南西Pから痩せ尾根を下って新設径路から石碑尾根までは
前回同様の道程であっという間に石碑に到着です
石碑尾根をそのまま降れば玄倉林道に降り立ちます・・・が
結構急な尾根で道が付けられている様には思えません
一応周辺を歩いて道を探しますが予想通り道は有りませんでした
【 痩せ尾根を下って 】
【 径路に乗れば 】
【 斜面整備が進んでいます 】
【 石碑に到着 】
ここで方針変更
一方、山神径路は?と言いますと、山神峠方向に補修され
歩き易い安全な道が続いています、
補修された道はモノレールの鞍部まで続きますが
その先は従来どおり荒れた道が続いていました
仕事人たちはモノレールに乗ってこの鞍部まで登り
山神径路を補修し、石碑尾根周辺の山林整備を行っている様です
【 山神経路の崩壊を何とか食い止めて 】
【 斜面も整備して 】
【 桟道も架け替えて 】
【 安全にモノレール鞍部迄来ました 】
鞍部から玄倉林道に下るにはモノレールに沿って降って行くのが
良いですね
モノレールから鉄塔巡視路に乗り換えて落合線鉄塔に沿って
降ります
正面には、第二発電所の水圧鉄管と幻の滝落ち口が望める好展望
勢い良く水を落とす「幻の滝」の水流と落ち口の様子が良く見えます
冬場は点検等が行われていた発電されていないのでしょう
【 モノレールに沿って行くと 】
【 鉄塔巡視路 】
【 幻の滝と水圧鉄管・・・トップ写真拡大 】
【 巡視路も新調されている様です 】
【 鉄塔と鉄管 】
44・45・46・47鉄塔を過ぎると急斜面の径路をを一気に降って
蛇小屋沢出合左岸に降り立ちます
急斜面の道ですが整備されたいい径路で危険はありません
【 下降路も新設 】
山神径路の補修部分と、鉄塔巡視尾根(モノレール尾根)を
組み合わせると、結構面白いコースになりますね
第二発電所から林道を登りますが、「慰霊碑」の手掛りもありません
ユーシン迄歩いて周辺を見て廻った後、逆木丸鞍部からの
山神径路初期の下降路を辿ろうと思いましたが・・・
M氏の両足が「そっちへ行くな」と弱音を吐いています
【 林道を登って 】
【 色々な所を確認して進みます 】
【 通行には気を付けて下さい 】
【 古い径路痕 】
【 昭和初期の建物・・今日の目的はこの建物の写真を撮る事も 】
【 獣除け 】
【 古い石積 】
雨山径路入口の誘惑に勝てずに帰路に付きました
当初の計画では、オガラ沢から・・・無理、無理!!
③も近々・・・
2018-03-07 21:00
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